集団塾でついていけないのは努力不足?カリキュラムの速さが合わないときの対処法
この記事のポイント
- 「ついていけない=努力不足」とは限らない
- 授業・宿題・テストのどこで崩れたかを分けて見る
- 継続、個別併用、転塾は「立て直せる見通し」で決める
こんなお悩みはありませんか?
毎週の宿題を終わらせるだけで精一杯。
解説を読んだときには「分かった」と言うのに、テストでは思うように点が取れない。
お子さまが頑張っていることは分かっているのに、「このまま今の塾を続けてよいのだろうか」と迷っている保護者の方も多いのではないでしょうか。
原因は「速さ」だけではありません
集団塾では、毎週新しい単元を学びます。
1つの単元で理解が曖昧なまま次へ進むと、前の単元を復習する時間がないまま、新しい宿題が加わっていきます。
ただし、ついていけなくなる原因は授業の速さだけではありません。
教材の難易度が合っていない、宿題の量が多すぎる、取り組む順番が決まっていないなど、いくつかの原因が重なっていることもあります。
まず、家庭で確認していただきたい4つのこと
・授業で習った内容を、自分の言葉で説明できるか
・例題を見ずに、最初の1問を解き始められるか
・宿題のどの部分に時間がかかっているか
・睡眠不足や親子の言い争いにつながっていないか
テストの点数だけでは、つまずいている原因までは分かりません。
数日間だけでも、取り組んだ教材、かかった時間、手が止まった問題を記録しておくと、塾へ相談するときに状況を伝えやすくなります。
状況別の対処法
- 授業は理解できるが、宿題が終わらない場合
すべての問題を同じように解こうとすると、時間が足りなくなることがあります。まずは塾の先生に相談し、必ず取り組む問題と、余裕があるときに取り組む問題を分けてもらいましょう。
- 授業の内容自体が分からない場合
今週の宿題を繰り返すだけでは、理解しにくいことがあります。どの単元から分からなくなったのかを確認し、必要であればわからなくなった単元まで戻ります。
- 家では解けるが、テストで点が取れない場合
理解不足ではなく、時間の使い方や問題を解く順番に原因があるかもしれません。テストを見直し、解けなかった問題だけでなく、時間をかけすぎた問題も確認します。
- 保護者がつきっきりになっている場合
家庭だけで解決しようとすると、保護者にもお子さまにも負担がかかります。宿題の優先順位や質問への対応を、どこまで塾に任せられるか相談してみてください。
すぐに転塾を決める必要はありません。
今の塾で宿題量や学習の優先順位を調整できるのであれば、まずはその方法を試します。
一方で、複数の科目で理解できない単元が増え続けている場合は、個別指導の併用や学習環境の変更も選択肢になります。
大切なのは、「続けるか辞めるか」だけで考えず、お子さまが再び自分で学習を進められる方法を探すことです。
上田先生から保護者の方へ
お子さまがついていけていないように見えると、「もっと勉強させなければ」と考えてしまうことがあります。
ただ、実際には、分からない単元が残ったまま次へ進んでいたり、宿題の量が合っていなかったり、何から手をつければよいか分からなくなっていたりすることも少なくありません。
HiRAKUでは、まず現在使っている教材やテストの答案を確認します。
そのうえで、戻って復習する単元、今週優先する宿題、いったん減らしてもよい課題を整理します。
集団塾と併用する場合も、それぞれの塾で何を扱うのかを明確にし、お子さまの負担が増えすぎないようにしています。
よくある質問
Q. すぐに転塾した方がよいですか?
1度のテスト結果だけで決める必要はありません。まずは今の塾に、宿題量や優先順位を調整できるか相談してみてください。それでも分からない単元が増え続ける場合は、個別指導の併用や転塾を検討します。
Q. 宿題は全部やらなくてもよいですか?
ご家庭の判断だけで減らすのではなく、まず塾へ相談しましょう。宿題にかかっている時間や、解けずに止まっている問題を伝えると、優先順位を決めてもらいやすくなります。
Q. 個別指導を併用すれば追いつけますか?
授業の回数を増やすだけでは、負担が大きくなる可能性があります。集団塾の宿題をどう整理するか、どの単元まで戻るか、個別指導で何を扱うかを先に決めることが大切です。
上田先生が動画でも解説しています
動画では、集団塾についていけないときに、本人の努力以外にどのような原因が考えられるのかを上田先生が解説しています。宿題が終わらない場合と、授業自体を理解できていない場合とでは、必要な対応も異なります。
まずは、お子さまに聞いてみてください
まずは、最近もっとも時間がかかった宿題を一つ選び、「どのあたりで難しいと感じた?」「どこで手が止まった?」と聞いてみてください。
すぐに答えが出なくても、手が止まった問題やかかった時間を一緒に確認するだけで構いません。その内容を塾へ伝えると、より具体的に相談しやすくなります。
無料体験・学習相談への案内
HiRAKUの学習相談では、現在お使いの教材やテストの答案を拝見し、どの単元・問題でつまずいているのかを確認します。そのうえで、志望校に向けて今後どのように学習を進めるかを一緒に整理します。